我が家では
タイトル通り、我が家での飼育環境をご紹介します。いつまでたっても謎の多いデグーのために、日々試行錯誤しながら頑張ったり頑張らなかったり。(デグーにとってはどうでもいいことかもしれませんが)
いつも、より使い勝手の良いケージを探しています。現在のケージはHOEI製とSANKO製、ferplast社製を使用しています(あと掃除の時に一時的に避難してもらう、ウサギ用のケージが一つ)。各ケージには基本的に巣箱、コーナーステージ、回し車、餌入れ、水飲みボトル等を設置してあります。
まず、我が家でケージが置いてある場所は「横浜の、気密性の高いマンションの、一階の、6畳間」という環境ですので、以下それを踏まえて読んでいただければ幸いです。
梅雨時期から夏場にかけて、一番問題になるのが温度と湿度。暑くてジメジメした雰囲気は、デグーはもちろん北海道生まれの私にも、かなり辛いものがあります。ということでエアコンを24時間フル稼働です。エアコンは最近の省エネタイプを使えば、電気代は一ヶ月使っていてもプラス1万円程度だと思います。設定温度は25度以下、湿度は50%程度を目標にしています。
ペットヒーターやヒヨコ電球の他、部屋全体が暖まるに越したことはないだろうというモノグサな考えでオイルヒーターを使用していたこともあります。我が家のデグー部屋は人の出入りが少なく、設定した温度から急激に上下することもないので、これを24時間動かしていました。設定温度は20度です。これで大体室温22度、湿度30%くらいになります。
オイルヒーターはエレクトロラックスのEOH1208というタイプです。節電機能がついているので、設定温度になると消費電力を抑えた運転に切り替わるようにしました。電気代は、説明書には「1kw時=23円として計算した場合、1時間で16円」だと書いてありますが、それだと24時間で384円。30日で11,520円です。夏場と同じくらいのプラス幅ではないかと思います。
で、このオイルヒーター。使ってみて判ったのですが、かなり良いです。設定温度を忠実に守るので一日を通して室温が一定に保てて、ヒヨコ電球のコードをかじられるんじゃないかとか、そういう心配がいらない。本体の値段はそれなりにしますが、これ一台で冬期は快適に過ごせます。
とか言いつつ、最近(2007年から)はエアコンに頼っています。「アンペア制限モード」みたいな設定があり、マニュアルに「ブレーカが落ちやすい時などに使うと、ちょっと効率は落ちるけど消費電力を抑えた運転をします」なんて書かれていたので、このモードで動かしています。暖房21度設定で、室温が22〜23度になります。電気代はさらに安くなり、とても良いことです。ただ夏と冬の両方使うので、クリーニングはしっかりやる必要があります。
床材はパインチップ+木の精(広葉樹製床材)です。木の精は脱臭効果にも優れていて、オシッコの臭いを抑えてくれます。それに牧草を加え、食べてもらったり巣材として使ってもらったりします。一週間ごとにすべて捨て、新しいものに入れ替えます。
特に注目して欲しい牧草は、写真のような牧草フィーダーに入れています。最初は気がついてくれるかどうか心配でしたが、どうやら「ここに牧草が入っているのだな」と認識してくれたようで、引き出して食べてくれます。
「もっと美味しい草があるに違いない!」とばかりに牧草を引きずり出しまくった挙げ句、結局みんな同じ牧草だったことが判って、ケージ内に山積みになった牧草をシオシオと食べる姿も、なかなか可愛いものです。
ケージの側面に取り付けて使用するタイプ(写真上)は、当然ですがケージの外から牧草の補充ができます。その他にボールタイプのフィーダー(写真下)などがあり、これは牧草を補充するときには外さないといけないのですが、引っ張り出して食べる様子がよく見えるので楽しげです。我が家ではこの二種類を適当に使い分けています。とりあえずデグーたちは堅い草もソフトな草も、アルファルファでもチモシーでも満遍なく食べてくれるので、飼い主としては非常に楽だったりします。
ケージの中で過ごすことの多いデグーにとって、回し車は必須アイテムといっても良いでしょう。基本的にデグーは猫背(ネズミなのに猫背とはこれいかに)で生活しているので、回し車が小さいと逆方向に反ってしまうことになり、背骨に負担がかかることが心配です。我が家では直径25cmと28cm、30cmのものを使っていますが、やはり30cmくらいは欲しいところかもしれません。
市販の回し車はプラスチック製でヤワなタイプが多く、ちょっと大きくて頑丈なタイプになると、途端に値段が跳ね上がるという悩みを抱えていました。でもその問題は、シマリス“くるくる”ワールドさん(リンクに載せてあります)で解決です。最初はシマリス用だけでしたが、その後改良を重ねられて、今では「デグー用」も購入できます(デグーは二匹や三匹で回すこともあり、より負荷もかかるので補強がされています)。両側懸垂タイプ、L字タイプなどいろいろ揃っています。あまり回さなかったり、興味のない個体もいるとは思いますが、美容と健康のために、一つあれば何かと便利です。
写真のような小動物用(これはプレーリーハウス)の巣箱を使用しています。ビックリしたときは一目散に逃げ込みます。また、この中で重なり合って寝ることもあります。数匹で入るには、これくらいの大きさがあっても良いでしょう。底に床板がついていないので、内部を洗うときなども簡単。
横が斜面になっていて、ちょっとした足場にもなります。また、横と上に穴があいているので、トンネルのように通り抜けたりもします。釘が使われておらず、ガリガリ齧られても安心ですが、斜面になっている部分についている横木は、ノリでくっついているのではないでしょうか。これはどうなんだろう。
主食は牧草です。現在は「牧草市場」(リンクのページからも飛べます)にて購入するチモシー草(スーパープレミアムチモシー1番刈り/北海道産チモシー2番刈り/USチモシー2番刈りソフトタイプ、など……)をメインに、副食としてモルモット用(SANKOのモルモット・プラス)とチンチラ用(ニチドウのチンチラグロース)のペレットを、だいたい半々でミックスしたものを与えています。たまに野菜もあげますが、湿ったものはお好みじゃない様子。
デグーは置いてあるものを引っくり返すのが楽しいようで、生半可な餌皿を使っていると、餌を入れて数分後にはひっくり返っていることがあります。そのため、ケージの側面に固定できるタイプで、しかも齧られない餌皿を使用しています。これならちょっとやそっとで破壊されることもなく、餌の位置も覚えてもらいやすいはず。
ただ写真を見ていただければ判るかと思いますが、この餌皿は本体をリングにカパッとはめるようになっていますので、下から頭突きされると外れます(あまりそんなことはないと思いますが、デグーは賢いので、いったん外れることが解ると、そこを執拗に攻撃することが……)。心配であれば、底面が床に接するようにすると良いでしょう。しかしこれでも皿のフチをかんで持ち上げたりします。やはり相当な破壊魔のようです。
スキンシップを図りたい時や、喧嘩の仲裁時におやつが登場です。と言いつつ最近は特におやつ然としたものは与えていません。強いて言えばデグーバランスフードを少量与えるくらいでしょうか。ひとつまみ手のひらに用意すると、みんなで一斉に乗ってきて大変なことになります。
小動物用の無糖レーズンは鼻息も荒くムシャムシャ食べます。猫にマタタビのような雰囲気です。サイトによっては「レーズンは与えちゃダメ」というところと「少量のレーズンはオッケー」というところがあり、飼育書でも見解が別れています(中には『絶対にいかなるフルーツも与えてはいけない』と書いてある本もあります)。いずれにしても食べ過ぎは良くないということで、レーズンは買っても使い切ることはまずありません。
写真のようなドリンクボトルを使用しています。いつの間にか齧られてしまうことがあるので、常に予備も用意してあります。水は家庭の水道水です。「ペット用の水」として売られているものもありますが、特に使ってはいません。飲む量については、オスの方がメスよりもよく飲んでいるような気がします。ですが、一回で飲む量に個体差があるので、何とも言えません。室内が暖かくて乾燥しているときは飲む量もアップします。
複数で飼っていると、水の消費量も倍増します。上のような水ボトルでは追いつかなくなってきたので、こんなものを付けてみました。500mlのペットボトルがそのままセットできます。ただ、プラスチックの取り付け部(の一部)がケージの中に入ってしまうため、その部分は早速破壊されてしまいました。
とりあえずケージの上方に取り付けることによって、デグー達に気づかれないようにしてみました。さすがに500ml入れば、一日でなくなることはまずありません。ちなみにこのケージは大人 x1 / 子供 x3(みんなオス)が暮らしています。飲むときにポタポタたれることがあり(水を飲むのがヘタなのが一匹いるため)こぼれる水をを受け止める皿を取り付けたりしています。
以前はすべてのケージに個別に梅酒用の瓶を入れていましたが、もっと容量の大きな砂浴び用ハウス(チンチラ用)にたっぷり砂を入れ、毎日定期的に砂浴びの時間を設けることにしました。これなら一回で使う砂の量は増えても、みんなで砂場を共有できるので効率的です。また、砂にオシッコで匂いを付ける彼らには、全員分の匂いがあった方が良いかもしれません(って飼い主の勝手な思い込み?)。
観察すると、ひとしきりオスが砂浴びをしたあとにメスを入れると、しばらく砂の匂いを嗅いでからグルグル回転しています。そのあとでもう一度オスに入ってもらうと、やっぱり砂の匂いをクンクン嗅いでからゴロゴロします。これでみんな「俺たちは共通のテリトリーに住んでいるんだぜー」などと思ってくれると良いのですが。
砂は主に小鳥用の焼き砂を使っていますが、プレーリードッグ用やチンチラ用の砂を使っている方もいます。オシッコで固まるタイプの砂は使いません。また、チンチラ用の砂を使用すると毛のツヤが良くなって、これはなかなか効果的かな、と思いますが、デグーはチンチラほど毛が密集していないうえ、細かい粒子が飛び散って飼い主がクシャミ連発(&部屋の中が相当汚れる)ということもあって焼き砂です。チンチラを飼っている人は凄いと思います。
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最終更新日:2008年12月20日